2010/11/26

Back to Tokyo


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いよいよ帰国。
終わってみれば、らっと言うまの2ヶ月間。
帰って写真や映像を見なおしながらゆっくり振り返ってみようと思う。
そしてこの旅の出来事、感じたことなどを何らかの形に出来ればと思う。

最後の夜はかつての戦友と飲んだ。
異国の地での再会は不思議な感じだった。
でも顔を見て出てくる話題はかつてと同じ人間には聞かせられない話ばかり。
やれやれ。
そして最後に一緒に行った場所で素敵な出会いもあり素晴らしいBerlin滞在となった。
滞在先を提供してくれ、色々とお世話になったカジ君には感謝以外の言葉が無い。
来月東京での再会を楽しみにすることにしよう。

そろそろ出発の時間。
Berlinはうっすら雪が積もっている。
東京はもう少し暖かいだろうか。
みんなとの再会が楽しみだ。

26/11/2010
カジ君のかつての家にて。

2010/11/23

3days in Paris


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13年も会っていない友達と再会する機会なんてそうそうない。
Céline、Clemence、Marion
彼女たちとの再会のきっかけはFacebookやった。
何気なく打ち込んだ名前から彼女たちを発見。
それから連絡を取り続け今回の再会に至った。

13年前ロンドンで会った頃はお互い18歳と青春の真っ只中やったわけやけど、Parisで再会したCélineとClemence(Marionは結婚してスイスにいる)は予想通りというか、当たり前にというかちゃんと31歳の女性になっていた。
お互いのあれやこれやをランチをしながら、街を歩きながら色々と話した。
Célineは最近仕事を辞め、インドをしばらく巡ってパリに戻ったばっかりやった。
Clemenceはマルセイユで学生をしている。
周りの学生がみんな若くてついて行けないこともあるとか、16人のクラスには2人しか男の子がいないとか、身振り手振りを交えて話してくれた。
2人とも仕事はしてないわけで、周りにもそんな友達はいるみたいやけど、変なあせりや将来に対する不安だとかは感じられず、「だって自分の人生だもの。好きなことをしなくちゃね」という気概というか心意気というかそんなモノが自然と身に付いてる感じで素敵やった。

Parisに来た目的の一つであるParis Photo 2010
世界各地からギャラリーが集まって開催されるこのイベントは何人かのフォトグラファーの友達に是非行って来いと勧められていた。
会場はルーブルの地下で結構広いスペースだが思ったよりもたくさんの人がいた。
3時間ほどかけて会場を回るとすっかり疲れてしまった。
良いなと思う写真も幾つかあったがそれよりも写真に囲まれて、写真が好きな人に囲まれている空間に身を置いてることが嬉しかった。
日本人の写真も結構あり細江英公、高梨豊、森山大道、アラーキーなど、大御所というかそういった方々が人気があるようで若い日本人の作品もあったが数は少なかった。
今年は2年に一回行われるパリ写真月間の年でもあり街中のギャラリーで写真展が行われていた。
4ヶ所ほどギャラリーを回ったがどのギャラリーもお客さんが結構いて写真の人気というか関心の高さが伺え日本と比べてとても羨ましくなった。

友達のヨーコが働く花屋に突然顔を出すと彼女はカウンターの向こうでちょっと驚きながら笑顔で迎えてくれた。
小さいながらも雰囲気のいいお店。
ほ〜、こんなええ感じのとこで働いとんかいな。と一人感心。
仕事終わりを待ちバーへ。
地元の人達で埋め尽くされた中でカウンターに立ちワインを飲む。
ワイワイガヤガヤ楽しそうに酒を呑む人たちにまぎれて仕事の話や恋の話をした。
途中隣で飲むおじさんに話しかけられたがヨーコがフランス語でペラペラと会話をするのを見ていて嬉しくなった。
う〜ん、立派やなぁ。
ヨーコとは次の日も会う約束をしてバーを後にした。

その後は泊めてもらった三上と一緒に"le Social club"に遊びに行った。
飲んで踊ってParisの夜を満喫した。
踊り過ぎて汗だくになって水をたらふく飲んですっかり酒は抜けてしまった。
クラブから出ると雨が降っていたがタクシーが捕まらず結局歩いて帰った。
男2人、雨に打たれながら歩くParisの夜も悪くないなと思った。

3日間のParis滞在。
撮影もなくリラックスして過ごしたこの3日間は気持ちいい毎日やった。
2日目に久しぶりに見た青空がとても印象に残っている。
冬を迎えるParisにさす日差しが華やかな街をキリっと引き締めていた。

Céline、Clemenceの2人と東京での再会を誓い、三上とは次はロンドンで会おうと言って別れた。
ヨーコにOrly空港まで見送ってもらう。
飛行機を待つ間、彼女の撮った写真を見る。
可愛くてどこか切ないその写真が彼女の働くお店に飾られるのを想像したりした。
写真にあふれたParisの最後を飾るのにピッタリの写真やった。

そして今はまたBerlin。
今週末にはもう日本。
帰りたいような帰りたくないような、不安定な気持ちにさせる雨が降っている。

22/11/2010
Berlinの前のカジ君ちにて

2010/11/19

Praha


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今日も朝から雨やった。
雨男ですから。
センターでカズミと待ち合わせて街を撮影。
途中、アンティークショップでお土産などを買う。

プラハに来て一番感動したのは街の美しさや、ビールの美味さではなく、カズミと彼のダビさんによるおもてなし。
なんやろね。
このあたたかさ。
友達とは言えなかなかできんよ。
ほんま、嬉しかった。

ウチの親父や親戚にしてもそうやけど、昔の人(ま、昔の人ってほどの歳じゃないけど)の来客に対するおもてなしの仕方ってちゃんとしてるな〜と思う。
めっちゃ美味いもの食べさせるし。
ええ布団用意してくれるし。
でも同い年くらいでその感じの人はなかなかおらんかってんけど、今回のプラハ滞在はカズミのおかげでホンマに良いものとなった。
また来ようと思う。
行きたいとこもあるしね。
カズミ、ダビさん、ホンマありがとう。

そして今はParisにいる。
モンパルナスのマンション。
三上の滞在先にお邪魔。
Parisも雨。
明日はCelineと13年ぶり?の再会。
楽しみや。

28:40 18/11/2010
Paris, Montparnasseのマンションにて

2010/11/18

Plague


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Pragueは今日もあいにくの天気だった。
しかし朝から撮影。
旧市街やカレル橋、プラハ城などを撮った。
丘の上からの俯瞰は霧がかかっていたので明日また再挑戦。
街を撮る時の悩みの種が、古い建物が残り、キレイな街並みが続いているのに、駐車している車が多過ぎて撮ってもあまり良く映らないという事。
ホンマ寿司詰め状態で止まってる。
どうにかならんかなぁ。

夕方からはレストランで撮影。
カズミと彼のデヴィさんのおかげでスムーズに撮影が出来た。ありがとう。
そしてカズミが家に帰った後デヴィさんと2人でサウナへ。
こっちのサウナは男女一緒に入る。
混浴ってやつやね。
今日行った場所はプールもあって(プールは水着着用)ウォータースライダーとかでさんざんはしゃいだ。

家に帰るとカズミがおでんを作ってくれ ていた。
久々の日本食。
ごちそうさまでした。

24:25 17/11/2010

2010/11/17

Berlin - Prague


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午前6:36発の電車でBerlinからPragueに向かう。
約5時間の電車の旅。
外は雨。

Berlinには一昨日戻ってきた。
1ヶ月と10日間の北欧の旅で、車の走行距離は1万キロを超えていた。
ドイツに入ると道の脇から電信柱が無くなり、白樺の木が林立する事も無く、空がとても広くなった。
朝降っていた雨もあがり、太陽が顔を出すと、空は一層の広がりを感じさせた。
僕は北欧での様々な出来事を思い返しながらひとり、車を走らせていた。

Berlinに着いたのはお昼過ぎだった。
ひと月ぶりに見るカジ君は左手の親指と薬指を骨折していた。
ただいまを告げて荷物を部屋に運ぶ。
天気が良くて暖かくて、夕焼けがキレイな日だった。

夜、昔一緒に働いていたシッシーと再会した。
カジ君と3人でドイツ料理のお店へ。
お互い何をしているかや、これからの事などを話した。
久しぶりに誰かと過ごす夜は暖かかった。
夜風が気持ち良かったので、カジ君と歩いて帰った。

昨日は朝からカジ君の引越しのお手伝い。
誰かの引越しを手伝うのは何年かぶりで、それがBerlinっていうのが不思議な感じだった。
カジ君の次の家は5階で、エレベーターが無かったので、スゴく疲れた。
途中、カジ君の友達の馬場さんが手伝いに来てくれて、そしたらあっという間に作業が終わった。

その後レンタカー屋に車を返しに行った。
長旅を共にしたVITOとのお別れはあっさりしたものだった。
フロントガラスを割られた時の保険の話などは本社の担当者と電話でやりとりをする事になった。

カジ君、馬場さんと夕飯へ。
入ったイタリアンのお店は、雰囲気も料理もワインもスゴく良かった。
思いのほか飲み過ぎて、酔っ払って帰った。
そしていつの間にか眠った。

電車は国境を越えてチェコに入ったようだ。
あと約1時間。
プラハでカズミと再会だ。



プラハはあいにくの雨。
街全体が霞んでいる。
カズミとの無事の再会を果たし、撮影するレストランを探しに行く。
彼のデビさんが色々知り合いなどに当たってくれ一件の感じのいいお店を見つける事ができた。
そこで明日撮影することとなった。
明日も天気は良くないらしい。
せめて雨さえ降らなければと願うばかりである。

16/11/2010
Pragueのカズミん家にて

2010/11/11

Stockholm


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フェリーから降りるとそこはStockholmだった。
朝7時前。
空はまだ暗い。
フィンランドを出た時のセンチメントタルな気分はすっかり何処かへ消え失せていた。

街の中心の方へ車を走らせマクドを探す。
もちろんネットに繋ぐ為。
確認したいメールが届いておりひと安心。

飛ぶ為に郊外へ向かおうと車を走らせる。
空が白んできた。
朝日が昇り、オレンジ色に染められ、目を覚ました街の美しさに息を呑む。
いつ頃建てられたのだろうか、古い建物が織り成す風景は壮観と言うしか無い。
様々な言葉で形容されてきた北欧のいくつかの街の中で文句無く1番美しい。
街を走るだけで心が踊る。
夕方帰ってくるのが楽しみ。

それにしてもストックホルムは寒い。
ヘルシンキより若干南にあるのにヘルシンキより寒い。
霜が凍って立っている。
その凍った霜が何もかもを覆い、何気ない風景までとてもキレイに見える。

中心街から東へ1時間程度車を走らせ、テイクオフに良い場所を見つける。
土地の持ち主が英語が分からなかったので、ビデオを見せると飛んでも良いと言ってくれた。
ありがとうございます。

いつも通りナオヒロからフライト。
風はほぼ無風。
テイクオフし、舞い上がったナオヒロは、雲一つない青空に気持ち良さそうに消えていった。
高い空に飛行機が雲を引いている。

フライトから帰ってくると、ナオヒロは良いのが撮れたらしく満足げ。
どんな景色を見てきたんやろ。
次は僕の番。
風があまり無かったが素直にテイクオフ。。
高度をあげると海に浮かぶ島々が見えてきた。
お~!わったわんだふぉーわー。
遠く島影はどこまでも続いている。
その小さな島々の間を縫うように進む船の波紋が穏やかな海に広がる。
キラキラと輝く水面。
ええなぁ。
久々のフライトは穏やかで非常に気持ちよかった。


街の中心街へ戻り撮影予定のお店を巡る。
1店舗目(Pontus by the sea)は休みでもう1店舗はなんと店が無くなっていた。
Stockholmにはあまり滞在しない予定なので少し焦る。
1店舗目のお店の系列店があることを思い出しそっち(Pontus)へ向かう。
受付の女の子に事情を話すとマネージャーらしき人を呼んでくれた。
彼女に撮影の内容など説明すると、この店より別の店の方がいいからとSture Hofという店を紹介された。
お礼を述べ早速向かうと、マネージャーがいないので明日電話してくれと言われた。
でも何とかなりそうな感じでちょっと安心。

今日は久しぶりに飛べたし、街も綺麗だしホテルもいい感じだし、Stockholmはいい所だ。
明日は撮影。
晴れると良いな。


08/11/2010
StockholmのYouth Hostelにて

2010/11/09

Goodbye Finland


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Stockholm行きのフェリーの中です。
Can't take my eyes off youが流れています。

朝起きると晴天。
こりゃ今日は飛べそうや。
朝食はラーメン。
もちろん買い貯めた出前一丁。
美味。
今夜フィンランドを出る事に決め、フェリーのTallink - Silja Line(タリンク-シリヤライン)を予約。
Turku-Stockholmの夜間、2人+車で90ユーロチョット。
安いね。
10時間程の船旅。

宿を出て飛びに行く。
昨日飛べなかったNuuksio National Park近くへ。
昨日よりはいい風。
土地の持ち主らしき人に話をしに行く。
どうやら最近小さなクリスマスツリーを植えたらしい。
そら、踏んだら問題やね。
はい、諦めます。
で、またしばらく彷徨う。
しかし今日も風が強いなぁ。
いくつかいい場所をみつけるもののやっぱり風が悪いから諦める。
結局FinlandではNo Flight。
う〜ん悔しいね。
でも、また来ますから。
その時散々飛びますから。

Stockholm行きのフェリーに乗るためTurkuへ。
道中の天気がなんじゃこりゃ、やった。
晴れてたと思うといきなり吹雪。
先はどす黒い雲。
でも右を見ると吹雪の向こうに青空。
左の方もポッカリ雲が口開けとるやん。
吹雪を抜けるとまたええ天気。
低い雲の間から太陽の光。
おいおいどないなっとんねん。

フェリー乗り場で待っていいるとバカでかいフェリー登場。
おお〜。
車が何台も何台も出てくる。
トラックも、いっぱいいっぱい出てくる。
外に出てフェリーを撮影していると係のお姉ちゃんにめっちゃ怒られた。
そんな青筋立てて怒らんでもええやないねんばってん。

フェエリー乗船。

しかし船旅は哀愁を誘うもんですね。
特に夜の船旅は。
陸地が遠くなるに連れ刹那さがつもるわぁ。
今まで国境を越えるのは車でやったから、ドイツからデンマークにしても、デンマークからノルウェーにしても次の国に対する期待がいっぱいでセンチメンタルなんて全然やってこなかった。
でも船旅は違う。
ちょっと!涙でそうやんかっ。

タングステンの赤いライト。
低い雲が染められてる。
カモメも。
あ、星がでてる。
フェリーは暗闇の中へまっしぐら。
デッキは風が強い。

サヨナラフィンランド。
いつかまた。

25:30 7/11/2010
Tallink - Silja Lineの船内にて

SALSA NIGHT


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土曜日
朝から飛ぶ場所を求めてドライブ。
なかなか良い場所が見つからん。
Nuuksio National Park 近くに飛べそうな場所を見つけるが、風が悪くて諦める。
次に向かったEspoo郊外で良い場所を見つけ、早速トライ。
ナオヒロが飛ぶが10分程で降りてくる。
風が悪くて飛んでられないとのこと。
下から見てても結構揺れてたもんね。
で、日曜日に賭ける事にして宿へ戻る。
この旅初の連泊!
わ〜い。
午後6時前に宿を出てTim君の開催するSalsaイベントへ。
機材を運び撮影の準備。
若いコ多いね。
何組かのダンスチームが踊った後、男女のペアがたて続けに踊る。
踊る踊る。
なかなか面白い。
Salsaを踊る人をこんなにいっぱい間近で見る事なんてそうそう無いもんね。
楽しかった〜。
一旦ホテルへ戻りデータをDVDに焼いてから再び会場へ。
イッツパーティータイム。
そりゃはしゃぐしか無いっしょ。
。。。
。。。

あれ?
みんなめちゃSalsa踊ってますやん。
お、自分の踊りスゴイな。
わ、自分もええ腰の動き。
ほ〜、クルクルクルクルよぅ回るね。
あ、自分また違う女の子と踊って。モテるな〜。
。。。
。。。

Salsaが踊れな居場所がねぇ。

ってコトで日本に帰ったらダンススクールに通ってSalsa覚えよ〜。
うん、そうしよ〜。

てな感じで夜もだいぶ更けてきましたんで、今夜はこれにて、ドロン。

2010/11/07

Helshinki


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金曜日。
とある番組の為の撮影。
朝からスオメンリンナの要塞へ。
全然期待していなかったが、すごい良い場所だった。
天気も良かったしね。
市内に戻り街並みを撮る。
トラムが走っててええ感じやね。
ひと通り撮影を終わらしホテルへ。
ホテルに泊まるのは4日ぶり。
嬉しいなぁ。
シャワーを浴び、洗濯、データの整理などをしていると出かける時間。
中心街にあるレストランへ向かう。
金曜の夜とあって街は賑やか。
早速店内で料理やお酒の撮影。
お店がとても協力的で何もかもがスムーズに進む。
撮影後は作り直してくれたお料理を頂く。
お酒も出してくれるし最高。
しかし、この料理どれも美味い。
こんなええもん食べられるなんて幸せや。
お店の人にお礼を言ってホテルへ戻る。
荷物を置いて、もう一度中心街へ。
一件のクラブ?に入りひと時を過ごすが何事も無くホテルへトンボ帰り。
あれ?
そして寝る。
明日こそは飛びに行こう。

To Helsinki


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木曜日。
飛ぶ場所を探しながら移動するも天気が悪くて飛べない。
仕方なく車を南へ進める。
で、ヘルシンキ到着。
シベリウス公園やウスペンスキー寺院を撮影した後、夕食。
海辺の公園の片隅で。
何かやたら車が通るなぁ。
みんな訝しげ。
そらそうか。

食後、ナオヒロの高校時代の友達に会いに行った。
その友達、ティム君はヘルシンキでダンススクールをやっている。
生徒は150人やって。
スゴイね。
で、話しているうちに土曜日にあるティム君のダンススクールのイベントを撮影する事に。
たのしみやなぁ。

2010/11/03

Rvaniemi -Day02-


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車を修理に出して町のカフェで朝ごはん。
ここもネット繋がるやん。
しかしこのカフェ、赤ちゃん連れのお母さんのたまり場っ。

車が直るまでの時間、町を観光。
まずはArktikumへ。
北極圏のことやRovaniemiに関することをちょっとお勉強。
ほうほう。
サーメ人の服めちゃかっこええ〜。

そしてランチを取ろうと町のセンターへ向かうと、キョウコさん&鈴木さんにバッタリ遭遇。
2人も今からArktikumへ行くとのこと。
後ほどオフィスで昨日撮ったオーロラを見せますね、と言い別れる。

昼食の後はAaltの建築巡り。
劇場と図書館。
図書館は前来たときにも入ってええとこやなぁと思っていた。
今回再び訪れて、やっぱりここ、好きですね。

キョウコさんから連絡が入りオフィスへ。
昨日の成果をお披露目。
僕らが無事オーロラを撮影できたことを2人も喜んでくれた。
えかったえかった。

そして今度こそお別れ。
でもまた来ますさかいその時はまたよろしゅう御頼申します。
収穫多き、そして居心地良きRovaniemi滞在でした。

その後車をピックアップ。
キレなってる。
前見える。
ミラーも。
よしほんならいっちょ南に向かいますかな。

てなわけで今夜はOuluという町の近くで車中泊。
明日は久々のフライトの予定。
晴れておくんなまし。

25:24 2/11/2010
Oulu近くのキャンプ場にて

Rovaniemi


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11月1日。
朝起きるとそこはサンタ村。
男2人で颯爽とブラつく。
ロマンチック0%
僕ら以外に日本人の団体が2組ほど。
1つは若いの。もう1つは若くないの。
ロマンス0%

お土産などをちょっと買い、サンタ村を後にした。

それから車を直しにメルセ〜デ〜スの車屋さんへ。
行って話をするがどうやら連絡が来てなかったらしい。
どないなっとんね〜ん。
なんだかんだで、明日の朝8時に車を持って来いとのこと。
そしたら16時にはできるとのこと。
お金は僕らが払ってベルリンで返してもらえとのこと。
はい。わかりました。
では今日のところは、ほな、さいなら。

そして2年前に撮影でお世話になったキョウコさんに連絡。
住所を聞いて向かう。
見覚えのある通り。
オフィスの前にキョウコさん。
お久しぶりです。
あの時はホンマにお世話になりました。

僕、ナオヒロ、キョウコさん、そして3日前にRovaniemiに来てキョウコさんの仕事を手伝っている鈴木さん。
の4人でレストランへ。
これまた見覚えのある。。。
そう、そう。前回来たときに初日の夜ここで食べたんや。
お料理はキョウコさんにお任せ。
残念ながらトナカイの肉は無いとの事でサーモンを注文。
もちろんビールも。
で、カンパ~イ。
懐かしい話や今回の旅の話、フィンランドの事、ラップランドの事、オーロラの事、身の上話、などなどなど。
話題は尽きず時間が過ぎる。
キョウコさんはこちらでツアーのコーディネートなどの仕事をしている。
普段は撮影のコーディネートは受けないらしいが2年前の仕事は何故か受けてしまったらしい。
ありがとうございました。
おかげさまで良い撮影ができました。
あなたがいなかったらホンマに。。。

楽しい時間はらっと言う間。
三度の再会を誓いサヨウナラ。
そして僕らはオーロラ撮影へ向かった。
キョウコさんに曰く、今夜はいい天気。
でも、、、曇ってます。

Rovaniemiから少し北上。
撮影にいい場所を探す。
相変わらず度肝を抜かれるほど美しい夕焼け。
どないなっとんねん。

そして発見。
オーロラ撮るの、ここええやん。
県道の脇に車を止める。
ってか、いつの間にかめっちゃ晴れてる〜。
今日は出るかな?オーロラちゃん。
彼女を待つ間、まずは星空の撮影。
天の川もはっきり見える。
流れ星もいっぱい流れる。
人工衛生がゆっくり動いている。
これで出んかったらもう。。。

夕飯作ったりなんだかんだで10時頃。
あ〜、あっちに町の灯がみえる、、、
あれ?あんな所に町あったっけ?
ってか、
でた〜。
オーロラ、オーロラ。
待ってましたよオーロラちゃん。
カメラ移動して、露出合わせてはい、チーズ。

結局夜中の2時頃まで撮影は続いた。
今までの2回のオーロラは偶然現れたのを撮ったので、
今回、待って狙って撮れたのはずいぶん達成感があった。
欲をいえばもうちょっと大きいのが見たかったけど。

それにしても車のフロントガラスが割られていなかったら今日の朝のうちにRovaniemiを出発していたし、
車屋さんに話がちゃんと通っていたら、これまた今日中に修理が終わって夕方にはRovaniemiを出ていた。
そう考えるとフロントガラスが割られたから、車屋に話が通ってなかったからこそ今回のオーロラの撮影ができたわけやね。
う〜ん。
そーゆーことってあるんやね。
何が良くて何が悪いかなんて、すべて終わってみないと分からんもんですな。
凶とでて、凶と終わるは今日のこと
なんて思いつつ、11月最初の日が終わっちゃいましたとさ。
おしまい。

2010/11/01

Tragedy, Kiruna


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10月最期の日を迎え、ヨーロッパでは夏時間が終了した。
車の走行距離は6500kmを超え、旅も折り返しを過ぎた。
今までずっと北上してきた僕らの旅も、とうとう南下することになる。
そんな一日が、何とも衝撃的な出来事で幕を開けた。

今日はいつもより早めに宿を出ようと9時前にチェックアウト。
外に出ると昨夜降り積もった雪が太陽に照らされてこれでもかというほど輝いている。
空は青空。
いい天気。

荷物を積んで助手席のドアを開ける。
屋根に積もった雪が中に入らないように、そっと。
あ、ちょっと入ってもたぁ。
と思ったら、中には思いの外大量の、、、雪?

なんだこれっ!

目を丸くして叫ぶナオヒロ。
彼の声に驚きつつフロントガラスを見ると、、、

ええ〜〜〜っっ!!

なんとフロントガラスが割れている。

あ〜雪の重みで。
昨日スゴイ降ったもんな。
雪の力ってスゴいね〜って、ちゃうちゃう。
これ完全に誰かに割られてるやん。
ドラマでしか見たことない感じになってるし。
蜘蛛の巣みたいに。
ほら、触ったらパラパラってがらすが落ちる〜。
うわ〜サイドミラー(右)も。

こりゃいかんぞ。
あきませんぞっ。
と思いつつも意外と冷静。
だって、割られたもんはしゃあないもんなぁ。
自分らが事故ったわけちゃうし。

早速、警察とEUROP CARに連絡。
レンタカーの保険のために警察のレポートが必要と言われ警察署に。
行ってみたが誰もいない。
インターホン押すが誰も出ない。
いい天気〜。

警察署に電話をすると、今呼ぶから待ってろと。
車の中でポテチを食ってるとパトカー登場。
事情を話すと丁寧な対応。
レポートの番号を渡され、はい、ご苦労さん。
で、次は修理のため車屋さんにレッツゴー。

僕らの車はメルセ~デ~ス。
でもKirunaにメルセ~デ~スは無いからVolvoの修理工場に案内される。
作業員は昼食のため外出中とのことで、僕らも車の中でパンを食いつつ待ってると、
あ、帰ってきた。帰ってきた。

いや〜こうこうこ〜ゆ〜わけなんですよ。
困っちゃいましたよ〜。

そうかそうか。でも、ここにはそのサイズのフロントガラスは無いな。
だからここじゃ無理だ。お前らこの後どこ行くんだ?

FinlandのRovaniemiだよ

OK。ちょっと待て。

で、電話。

電話後
Rovaniemiに行けば修理ができる。
向こうのやつに言っといてやるからRovaniemiへ向かえばいいじゃん。
明日直せばいいじゃん。

お〜、サンキューサンキュー。
でも、修理に何日かかるの?
時間がかかるなら車を変えてもらいたいんだけど?
RovaniemiにはEUROP CARあるみたいだし。。。
どんくらいかかるの?

フッ、こんなの2時間で終わるよ。

うっそ〜ん。すごいね。そっこうじゃ〜ん。
わかった。じゃ、僕らはRovaniemiに向かいますんで、このへんでひとまず。

ってなわけでなんだかんだで予定どおりRovaniemi向かうことに。
Kirunaの街をちょっと撮影して、フロントガラスにガムテープ貼って、はい出発。
しかしこれ、Rovaniemiまでもつんかな?

窓を過ぎる雪景色。
背の高い木々も頭まですっかり雪に覆われている。
太陽は低い。
白い世界。
ずっと見ていたい。
割られたフロントガラスのせいで全く前が見えない助手席の僕は、横の窓から木々の間をキラキラと通り抜ける太陽を見ていた。

うわ〜なんだあれ。

ナオヒロが叫ぶので身を乗り出して前を見ると、空が見たこともない美しさでグラデーションを作っていた。
う〜ん。美しい以外の言葉が見つからんわ。

車はどんどん南へ向かう。
道路脇の雪がどんどん減っていく。
寒くて寒く、ても〜ええわっって思っていたあの風景が、どんどん愛しくなる。
あ〜なんかさみしいなぁ。
雪、恋しいなぁ。

そしてこの旅5カ国目、Finland上陸。
天気悪いなぁ。
これじゃぁ今夜もオーロラは無理みたいや。
ガックシ。

で、今は世界最北のマクドナルドでこの日記を書いている。
I'm lovin' it
人生2度目のRovaniemiは気温8℃。
暖かいやん。
明日は前回ここに来たときにすご〜くお世話になったKyokoさんと再会予定。
さ、今夜はフロントガラスの割れた車で、ぐっすりねむろ〜。

と、思って寝床を探す。
途中、後ろからパトカー。
何、何、何?
車から降りて色々説明。
だからこのフロントガラスは〜、、、
ええ、明日直すんですよ。
最後にナオヒロ飲酒チェックさせられて解放。
ご苦労様です。

で、最終的に辿り着いた先はSanta Claus Village。
サンタさん住んでますねん、ここに。
ってなわけで、今夜はサンタさんのとなりでおやすみなさ〜い。


25:39 31/10/2010
RovaniemiのSanta Claus Villageにて